春日部エンターテインメント倶楽部をよろしく
昨年2月に、私の呼びかけで春日部エンターテインメント倶楽部(略称:エンタ倶楽部)を設立しました。主旨は、地元・春日部のために、一芸を持った人が一肌脱ごうというもの。音楽や演芸のタレントや舞台スタッフ、運営スタッフはもとより、市内の観光ガイドや子供たちに工作や遊びを教えてくれる人まで、まちを元気にしたりユカイにしてくれる人なら大歓迎。
現在26団体(約240名)が所属しています。この会の特徴は、メンバーがタレントだけではなく、舞台美術、音響、司会からポスター等のデザイン・印刷、写真・ビデオ撮影、ホームページ作成・管理などの裏方スタッフまで揃っているということです。ですから、ほとんどのイベントを外部に一切頼らず、簡単な打合せで済んでしまいます。
この会には、2つの目的があります。一つは、地元・春日部のためなら、ボランティアでお役に立つ。もう一つは、人を楽しませるためにプロのエンターテイナーをめざすということです。いくらボランティアでも、ただの発表会ではお客さまは楽しくもないし、かえって迷惑でしかありません。タダだから文句も言えず、我慢して見ているだけという光景をよく目にします。練習を仲間に見せるだけならともかく、お客さまの前で芸を披露するのなら、技術もショーの企画内容やトーク、衣装に至るまでとことん練り上げて真剣勝負で臨まなければ、感動してもらえません。
音楽や演芸というと、劇場やホールで楽しむものと思われがちですが、できれば劇場から飛びだして、街中や公園、一般家庭などに積極的に出向いて行きたいと思います。きれいな庭のお家から、バイオリンやフルートの音色が聞こえてきて、通り掛かりの人が垣根越しにお裾分け・・・なんて、考えただけでもワクワクしますよね。春日部周辺にはたくさんの壁画があり、彫刻もあり、そしてどこからともなく音楽が聞こえてくる。そんなまちを夢見ています。いや、もう遠い夢ではありません。壁画も、彫刻もすでにたくさんありますし、このエンタ倶楽部のメンバーがまちのあちこちで出没するのですから。
ともあれ、スタートして1年余り、熱意を持った仲間が次々と増え、当初の想像をはるかに超える勢いで会が大きくかつ活発になってきて、とんでもないことを始めてしまったのかなと思うこの頃です。
今年はもう一歩前進するため、専任の事務局スタッフも迎え、HP(http://enta-c.com)も立上げました。このあと、各団体ごとのプロモーションビデオづくりも予定しています。
愛する家族や仲間のいるこの春日部を日本一誇れるまちにしたい、という思いが日増しに強くなっていきます。熊本県出身の私が何でこうなったのでしょうか。人生って、面白いですね。