年賀状づくりは楽しい!

毎11月下旬になると、年賀状づくりのプレッシャーが・・・・。
15、6年前から、ちょっと凝った年賀状をつくりはじめ、いろんな人から「いつも面白い年賀状楽しみにしています」と言われるようになって、だんだんエスカレート。
この10年位は、一人でつくるのではなく、いろんな人とコラボレーション(というよりセッション)でつくっています。
ある時は社員の誰かだったり、奥さんだったり・・・・。

だいたい、私が最初にテーマとかイメージを誰かに伝え、それに応えてイラストや造形物が上がってくる。
それに対して、また私が新しいアイデアを足して・・・・そのアイデアをまた別の誰かがふくらませていく。
上がってきた作品にまた私が手を加え、今度は都内にある知り合いの撮影スタジオに持ち込み、プロのカメラマンと私でまたいろんなシーン設定や照明を試して遊ぶ。
結果、プロラボから上がってきたポジフィルム(いつも10枚)を、私が最後にながめながらキャッチコピーやボディコピーを考える。
最初の構想から一転二転して、最後までハラハラ。
最後にどんでん返しのクリーンヒットかホームランが打てれば、バッチリ決まりです!
その間は、だいたい一週間から10日間くらい。
今回も、5人もの手を経て、今日版下が出来上がり!
長野にある印刷屋さんに版下を入稿して、約10日後に印刷が上がってきます。
昨年と今年は印刷の上がりが年末ぎりぎりで、今年も多分暮れの24、5日になりそう。

3年前までは、会社バージョンと個人バージョンの2種類つくっていたので、それはもう大変でした。
出すのは、会社関係で1000通、個人で300通程度です。
多分、社長としては少ない方でしょうね。
顔と名前をハッキリと覚えている人だけにしか出していません。
基本的に、社交辞令的な年賀状は出さない主義です。
出す方ももらった方も迷惑ですしね。

逆にもらうのは、両方で800通前後でしょうか。
大変失礼ですが、もらって本当にうれしいと思うのは5%くらいでしょうか。
デザイナーや画家、彫刻家、イラストレーターの方からの年賀状は、いつも楽しみにしています。
次は、手書きのメッセージのあるもの。
90%以上は、義務的というか事務的なものばかりで、チョット残念です。
何にも相手に伝わらない年賀状を出しても、郵便局以外は誰も得しませんよね。
ヘタすると、相手の目にも止まらないなんて悲しいですよね。
どうせ出すなら、目に止めてもらえるもの、アイツらしいなって思い出してもらえるような年賀状でないと意味ないと思うのですが。

毎年いろんな人から期待されて結構プレッシャーですが、毎年年末にハラハラしながらチョット緊張するのって、ちょっと快感です。(マゾかっ!)

出来上がりは元旦に、このページで発表しますのでお楽しみに!
今回は、裏バージョンもトライしてみようかと思います。
へへへ・・・・。