歩幅は年齢のバロメータ

先日入院した病院で、退院時に、念のために心臓の検査も受けた方がいいという医師のアドバイスで、昨日と今日の2日間検査を受けることに。
昨日は、心エコーとABIの検査。
そして、24時間の心電図検査(ホルター心電図)。

今日は、トレッドミルという検査。
検査室に入り、控え室で待機。
隣から、同じ位の年配の男性らしい激しい息づかいとバタバタ走る音が!
時折、悲鳴のような声も聞こえてくる。
その間、結構長い感じがした。
かなり、過激なしんどい検査らしい。

いよいよ、自分の番。
ランニングマシンが置いてある。
心電図を測りながら徐々に負荷をかけていき、心臓の異常がないかを検査するのだという。
最初はゆっくり歩き、徐々に急ぎ足。
最後はベルトの動きがかなり速くなり、走る。

でも、まだ全然余裕。
もっと、全速力で走らなければいけないのかと覚悟をしていたら、「ハイ、終わりです」。
「えっ、もう終わり」
じゃー、さっきの人はなぜあんなに悲鳴をあげていたの。
検査医師に、「私は前の人より負荷のレベルが低かったんですか」と聞くと、「いや、むしろ高かったですよ」という答え。
「じゃー、どうして。さっきの人より、私は楽なんですか」
「あなたの場合は、基礎体力がかなり高いです。普段から運動してるからでしょう。年をとって体力が落ちると、歩幅が狭くなり、ちょっと早く歩くだけでも大変になるんです。歩幅が広い人は、肉体年齢が若い証拠です」

あっけなく終わった検査。
帰り道、ちょっとウキウキ気分でした。