新入社員教育は社長の仕事

社員を育てるのは、社長の一番の仕事です。
中でも新入社員を育てるのは夢があって、手応えも大きくて一番楽しいです。
特に入社して3ヶ月から1年は、音を立てて成長していきます。
逆にあきらめてしまう人も3ヶ月から半年位が多いようです。

どんな職についても、学生時代とは環境が180度大きく違うので、最初の半年から1年間はちょっとしんどいのは当たり前です。
マラソンで言えば、最初の10キロ地点が一つの大きな山場というか試練ですよね。
当の本人は、一杯一杯で崖っぷちに立っているようなもの。
ちょっとしたことがキッカケであきらめてしまったり、逆に目覚めたように変身したりします。
新入社員がやる気になったら、社内の雰囲気も急に盛り上がり活気が出てきます。
その意味では、社長の責任は重大です。
手間をかけたらかけただけ反応があるし、短期間でたくましく育て行くのでやりがいがあります。

この前ある偉い人が、「人は育てるものではなく、育つものだ」と言っていました。
なるほど。
その人が育つ土壌さえ提供してあげれば、勝手に育つのかも知れません。
そんな感じもします。

新入社員と同じ目線に立って、自分も一緒に成長していく感じが毎日すごく楽しいです。