断捨離、そしてガレージ・タダ市
ビッグアートを創業して今年で18年目。
長い間にずいぶんと垢がたまってしまいました。
事務所もアトリエも不要なものが溢れています。
膨大なデザイン資料、写真、書類。
長い間出番のない様々な塗料や造形材料、そして道具。
何度も整理しようと腰を上げるのですが、なかなか捨てられない。
思い出が詰まっていたり、またいつか使うことがあるかも知れないと、結局は明らかな不要品を処分するだけであまり大差がない。
最近、そのことが会社の前進を大きく阻んでいると痛感します。
昔から「新しい水を汲みたければ、コップの水を捨てなさい」といわれます。
会社もいろんなものを捨てなければ、新しい行動に移れません。
モノだけではなく、お金や財産や地位や考え方も同様のようです。
新陳代謝が止まってしまうと、すべてが淀んで流れが止まってしまいます。
日本中の企業の低迷の原因がその辺にあるような気がします。
いろんなモノやコトへの執着心を捨てることが次へのステップ。
成長や変化への出発点なんですね。
明日から3月末まで断捨離期間として、アトリエの前で「持ってけドロボー!ガレージ・タダ市」をやってみることにしました。
眠っている備品や作品も、欲しい人に全部タダであげてしまおうと思います。
今年は、新しい事業に全力で取り組みたいと思います。
その覚悟を決めたら、今まで捨てられなかったものが、急に邪魔に見えてきました。
さあ、余計なものを脱ぎ捨てて、次のステージに前進しましょう!