人と違う自分に万歳!
携帯電話やインターネットの急速な普及のせいでしょうか。
画一的な学校教育のせいでしょうか。
マスプロとマスコミ偏重の社会の仕業でしょうか。
同じ環境で同じ情報に浸れば、人は同じような思考回路になり、同質化していくのでしょう。
ビジネスで皆が同じようなことを考えたら、どんなビジネスでも成り立たなくなります。
いろんな業界で同質競争が起こり、ナンバーワンだけしか残れない環境になりつつあることを痛感します。
人々が企業同士が共存して行くためには、それぞれが異なる考えや価値観を持ち、互いに異なる役割を果たすことが大前提です。
人と同じことを考えたら、同じ椅子を狙って争わなければなりません。
最近の若い人は、人と違うことをすること怖がっているような気がします。
場の空気を読めないとか、群れから離れるとイジメがあるとも聞きます。
まったくナンセンスです。
社会でも企業でも人と違う人が役割が大きく、活躍のフィールドも広いものです。
誰とも争う必要もなく、思いっきりのびのびと生きれますし、誰とでも共存共栄が図れます。
人と違うということは、それ自体が素晴らしいことであり尊いことです。
人はそれぞれに異なる役割、異なる使命を持ってこの世に送り出されたのだと思います。
自分と人との違いに目覚めること。
そして、そのことを自信を持って受け止めること。
そこからが本当の自分らしい人生の始まりだと思います。
先人は「40歳にして立つ」と言いました。
今、私は61歳。
周りに惑わされずに、自分と正面から向かい合い、人と違う生き方、自分にしかできないこと、自分だからやれることにひたすら集中して生きていこうと思います。
「一回限りの人生」「現品限りの人生」ですから。
しかも、「人生一夜の夢」。
宇宙の何億年という歴史からみれば、人の人生はほんの瞬きほどの時間です。
人と同じようなことをやっているヒマはありません。