伸びしろの大きい小田原城

どこに行っても、いつも時間が足りない

昨日はうちの奥さんと結局夕方5時まで小田原城とその周辺を楽しみました。

狭い範囲に10時間もいたのに、まだ時間が足りない感じでした。

私たちはどこに行っても、じっくりとその街や空間に溶け込んで馴染むまで一つの場所で過ごすのが好きです。

興味つきない物語が伝わってこない

今回はもともと甲冑を制作するための取材が一番の目的だったので、最初は甲冑の形を知ることから始めたのですが、甲冑の意味に触れて戦国武将たちの生き様や壮大なロマンが甲冑のデザインに込められていることを知り歴史や人物像にまで思いを馳せました。

小田原城やその周辺に漂う時代空間を感じながら、そこに訪れる観光客にほとんど届けられていない現状に心が痛くなりました。

観光資源の魅力を伝えるソフトが不足

甲冑など時代衣装のレンタルサービスがあったり神社カフェという面白い施設もあるのに全く魅力を感じない残念なオペレーションで本当にもったいないと思いました。

立派な施設はあっても、デザインがミスマッチで伝えるべき情報が表現されていない。

この空間のことを熟知したエンターテインメントのプロがマネージャーにいたら、見違えるほどすごいスポットになると確信しました。

小田原城はとても伸びしろのある資源であることに気づきとても興奮しました。

日本中に眠っている潜在的な感動空間

こんな場所が日本全国に無限に眠っています。

私の仕事のゴールは、こういう潜在的な魅力を引き出して人をワクワクさせる感動空間をつくること。

身近なところから着々と取り組んでいきたいと志を新たにしました。