夏期インターンを終えて


8月は1ヶ月間、ほとんどインターン生の研修に明け暮れました。前期(8/1~13)と後期(8/15~27)に分けて行い、前期5名、後期6名が参加。全員美大、美術・デザイン専門学校ばかりです。昨年の春から始めたのですが、大きな手ごたえを感じたので今年から力を入れることにしました。

内容は、学校ではないので実践のデザイン業務や現場での制作業務です。

参加者にとっては、会社や業界の実態を体で感じ取れるし、自分の能力適性を判断するモノサシになります。それも一人ではなく、複数の自分と異なる特性の人と参加することで自分を客観的にとらえ直す絶好のチャンスでもあります。

会社にとっても、イメージやあこがれだけで求人応募する人がいなくなり、実務能力で選考できるので、採用での失敗が少なくなります。

過去のデータでは、面接や入社試験だけで採用した人のほとんどが、1年以内にリタイア。かすかべ壁画塾(壁画プロ養成所)やインターンを経て入社した人は、全員3年以上続いているところからみても、成果は明らかです。面白いことに、学歴やポートフォリオ(作品集)、入社試験の結果とインターンでの結果が意外と反対のケースが多いということです。

今後は、実践を通して人を採用する仕組みを本格的に取り入れていこうと思います。