ニューヨークからインターン生
1月10日から24日まで、ニューヨークのファッション工科大学からインターンのM・Yさん(日本人ですが)が来ました。
あいにく、年末までは現場が忙しかったものの、1月に入って企画やデザイン段階の物件ばかりでデスクワークが多く、実習としては物足りなかったかも知れません。
本人は、普段の姿が見れてよかったと言ってくれましたが。
目的は、アメリカでの就職をめざすか、日本に帰るかを決断するためとか。
アメリカに残るには4年制の大学を卒業しなければ難しいとのこと。
M・Yさんは日本の大学生と比べ、目的意識が強く、動きにムダがないという印象を強く持ちました。
ハングリーでスポンジのように何でも吸収しようとする姿に感心しました。
アメリカの大学では、毎日夜10時位まで学校に残って勉強しているらしく、自由時間はほとんどないとか。
インターン制度はかなり普及しているらしく、ほとんどの学生が週に1~2日はさまざまな会社で実習を受けているということです。
当社も、5年ほど前から専門学校からの実習生を受け入れはじめ、3年前からインターン制度を設けました。
日本では、インターンというと卒業直前になって受ける人がほとんど。
遅すぎますよね。
本来なら、大学や専門学校の一年生時から受けるべきだと思います。
早くから将来の仕事を体験、検討し、残りの学生生活を目的を持って有意義に過ごしてもらいたいですね。
インターンとは、実習体験を通して個人の適性を認識したり、職場の実態を見ることで会社を選択したり、企業と個人が実践を通じてお見合いをすることでお互いの誤算や誤解を防ぐことができる大変いい精度だと思います。
インターン制度を有効に使えば、就職活動もあまり必要がなくなるのではないでしょうか。
来年度からは、春期と夏期の短期インターンとは別に、長期(半年~1年)のインターン制度の導入も検討しようと思います。