まず、お客様を元気にすることが先。

長引く大不況で、「自分さえよければ」という傾向が目につきます。
自分さえよければ、他人なんてどうでもよい。
本当にそうでしょうか。
目先しか見ないとそう見えるかも知れませんが。
「自分さえよければ」が回り回って、次は自分もいつかは他人の立場になるのです。
社会はすべて連鎖しています。
輪になっています。
ババ抜きのゲームと同じです。
いつかは自分にジョーカーが回ってきます。
この構造が人々を不安に落し入れています。
夢がなく不安ばかり。

ここからは、何も未来が見えてきません。
先にあるのは「行き止まり」だけです。

私はこう考えることにしました。
「自社の売上が落ちたのは、お客様の元気がなくなったせいだ」
「自社の売上を上げるには、まずお客様を元気にすることだ」

幸せになる順番を逆にしてみたら、皆が幸せになる。
最後に自分も幸せになる。
そこには、輝かしい未来と夢が見えてきます。

まずは、地元のお店に元気になってもらうこと。
お店が元気になれば、町に人が集まってくる。
町に賑わいが戻ってくる。
町に賑わいがもどったら、お店が潤う。
お店が潤ったら、私たちに仕事が回ってくる。

閉塞感から一転して、ワクワクしてきます。