韓国(ソウル)看板視察ツアー

4月8日(木)から10日(土)の2泊3日で韓国(ソウル)の看板視察に行ってきました。
1日目は、ソウル郊外の看板工場とLED工場の見学。
2日目は、世界遺産や繁華街などソウル市内の見学。夜は、自由行動で「NANTA」を観劇。
3日目は、全日自由行動で、一人で歩いて看板ウォッチング。7時間歩きっぱなしでした。

看板業界の現状は、日本同様インクジェット出力とLED一色という感じ。
特にLEDの普及は日本を遥かに凌いでいました。
看板工場でLEDを湯水のように贅沢に使っているのには全員ビックリ。
物価は日本とほとんど変わらない状態ですが、LEDの価格は日本の1/10前後と聞かされ納得。

看板ウォッチングの結果は、おもしろ看板ギャラリーで紹介しますので割愛します。

今回の韓国訪問で一番印象に残ったのは、目を見張るような経済活力です。
川沿いに億ションが次々に建設され、一時の日本のバブル経済を思わせます。

車の渋滞は東京以上。
走っている車は、日本車のそっくりさんでほとんどがHyundai(現代自動車)。
ちなみに私の昔の愛車パジェロ(1990年製)と瓜二つの車を見つけた時は、ドキッとしました。

エンブレムを見ると「Galloper」。
後で調べてみたら、Hyundaiがライセンス生産をしていたとか。
それにしても、ビルの形までも東京で見たことのあるようなものが多いこと。
きっと日本も外国から見たらそうだったんだろうなあ。

ソウルにいると、外国にいる感じはまったくありません。
東京にいる感じ。
銀座や竹下通りそっくりの通りやアメ横そっくりの通り。
秋葉原のような通りに合羽橋のような通り。

日本と違うのは、勢いだけです。
目指す先の是非はともかくとして、国のビジョンと戦略が明確で一貫しているということ。
何も決められないで、どこにも向かっていない日本が本当にもどかしく感じました。