こうのす花まつり~オープンガーデン

5/22(土)・23(日)は鴻巣市の花まつり。
私が予定していた23日(日)はあいにく朝から雨模様です。
でも思いきって、昼前頃から奥さんを誘って出かけることに。

祭りは4部門に分かれ、「バラまつり」(花久の里)、「ポピー・ハッピースクエア」(馬室)、「花のメルカード(花の市場)」(鴻巣市役所周辺)、「オープンガーデン」(鴻巣市内全域64軒)と盛りだくさん。
とうてい1日では回りきれません。
お目当ては「オープンガーデン」と花市場です。

まずは今回誘ってくれたガーデンデザイナーの竹内比登美さんを訪ねます。
彼女は、鴻巣のオープンガーデンを4年前に立上げた人です。
64軒も回るのは到底無理なので、事前に彼女からお勧めのポイントを聞いて絞込んで回ることに。

印象に残った3軒を紹介します。

幅が85センチしかない、正にすき間を活用したお家。
竹内さんのデザインです。

次は、日時計とバラアーチのお家。
これも竹内さんのデザインです。

もう一軒は、埼玉県でも最優秀賞を受賞したというバラの迷路のようなお家。
これはオーナーさんが4年間かけてこつこつとつくりあげてきた手づくりの作品だとか。
度肝を抜かれました。

ガーデンデザインの極みを垣間見た最高の一日でした。
ガーデンというと、ただたくさんの種類の花がたわわに咲き誇っている様子を見て感激するというのが一般的ですが、それは花を愛でるだけに過ぎません。
オープンガーデンで見たガーデンにもそんな感じの所がちらほらありました。
でも、ここに挙げた例は本当にに夢のような庭園です。
花だけでもない。
樹だけでもない。
間の取り方や高低差の妙味。
住む人の人柄や生き方が垣間見えてきます。
そこにあるものすべてに物語があり、そこは正に小宇宙です。

私のいつもめざしている空間演出デザインそのものでした。
そして、ガーデンデザインの中にも空間演出アートの活躍の場がたくさん見つかりました。

実は、この後竹内さんとはいくつか「ガーデンデザインとオブジェのコラボレーション」の予定があります。