秩父に紅葉狩り

先週の日曜日は、秩父にドライブ&ウォークしました。
どこか遠くに行って、知らない場所を気の向くまま歩くのが、
私たち二人の趣味というか特別贅沢な時間です。
それにしても、秩父は遠い。
往きは2時間半、帰りは秩父市内の渋滞で3時間半、往復で6時間かかりました。
車を走らせていても、川越から日高、そこからまた山越えですから、同じ埼玉とは思えません。
でも、国道299線(武州街道)を日高を過ぎて山間にさしかかった頃から、信州長野の香りに包まれ埼玉であることを忘れてしまいます。
秩父紅葉狩り
秩父夜祭りが近いので、直前の様子を見るのが目当てでしたが、
山の紅葉風景があまりにも心地いいので途中で寄り道することにしました。
武甲山麓の羊山公園の駐車場に車を止めて、まわりを3時間ほど当てもなく歩きました。
人気のない羊山公園の裏側の農村集落がとても懐かしく、安らぎを感じます。
農作業している人に会釈をしながら、しばし地元の人になった気分で歩きます。
心がほっこりして、いつまでもそこでぼ~っとしていたい心もちです。
自分の中の心象風景とそこの風景が何か呼応し合ったたのでしょう。
結局、秩父の市街地に着いたのは、午後1時過ぎ。
秩父紅葉狩り
レトロな商店や病院ばかりが建ち並び、まるで映画村のような街並みです。
ただ残念なのは、ほとんどのお店がお休みで、訪れた人たちも肩すかしを食らった感じです。
これだけの歴史的な資源を豊富に有しながら、地域の人たちが活用できていないのは、まさに宝の持ち腐れ。
いずこの町も一緒です。
高齢化と人材不足を深刻に感じました。
営業しているお店は、どこも大繁盛です。
おかげでレストランでさんざん待たされて、昼食にありつけたのはもう午後3時でした。
秩父夜祭りの盛り上がり感も、まだあまり感じませんでした。
でも、一日中とても癒やされ、贅沢な時間を過ごせて、また来たいと思いました。
次は、武甲山に登ろうかな。
ご当地の日本酒「秩父錦」を買い求めて、午後6時頃帰路につきました。

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