支配者とは
今日は、6年来お付き合いしているF社長と久々に会うことに。
私が尊敬する人と会うときは、できるだけ誰か社員を同席させることにしています。
いつも私の一方的な話を聞くよりも、社外の人、特によその社長の話を聞かせた方が意義があると思うからです。
でも、今日は私の方が勉強になったかな。
F社長とはいつも会話が白熱し、時間を忘れて話すことがよくあります。
今日も、彼と酒を飲み、最後にラーメン屋に。
うちのスタッフも二人付き合ってくれました。
うちのスタッフの感想は、「今日の話は、重かったです」。
F社長は、きまじめでいつも話の密度が濃い。
私は、気づかれないように(?)いつもメモをとるクセがあります。
今日の話の中で、一番印象に残る話。
「支配者」の話。
支配者とは、「部下を支えて、気を配る人」のことだとか。
中国の言葉(漢字)って、スゴイ。
人の上に立つ人は、そうあるべきですよね・・・・反省。
支配人とか社長とか、人の上に立つ人の心構え・・・・含蓄がありますね~。
もうひとつ。
人との会話(=conversation)について。
会話とは、ただ言葉を交わすのではなく、convert(=変容)することだとか。
これはまさに同感!
私なんかスタッフたち(実は平均年齢23才なんですが)と話していて・・・・(だいたい説教している時が多いのですが)・・・・いつも自分の方が反省していることが多いですね。
部下を説教していて、いつも自分が説教されている気分。
なにしろ、社員は社長の鏡ですから。
F社長がよく言います・・・・「気づきと問い直し」・・・・・。
社長の仕事は社員教育だ、とよく言われます。
「教育」というより、私の実感としては「共育」・・・・でしょうか。
どちらかが上とか下ではなく、互いにぶつかり合って互いに成長する。
これが、一番です。
人とのぶつかり合いは、まさに化学反応です。
どちらかを負かすのではなく、ぶつかってお互いに変わっていく。
私は誰とでも本音でしゃべります。
そして、いつも言い過ぎたと反省・・・・・。
でも、相手とは本当に気を許せる仲になります。
これは自分の欠点でもありますが、逆に真の友を見つけるための本能なのかも知れないと、最近ではあきらめています。
30才以上も年下の社員たちとも手加減せずにぶつかる。
・・・・・反省!
いつも彼らを通して自分を問い直す。
反省した後はいつも気持ちがいい。
まだまだ、というより死ぬまで自分が成長していたいです。
F社長、いつもありがとうございます。
あなたと会うと、いつも自分をリセットできます。